ジダラクママ

【勝手に評価：★★★★☆】

今年の５本目です。前回の「プロデューサーズ」に引き続きミュージカル映画系だけど、予告でテーマ曲を聞いてから「絶対に聞きたい」！！っと思ってた１本。

聞きたかった曲は（別窓で視聴できます→）"Seasons of Love"－シーズン オブ ラブ－
♪525,600 minutes How Do you measure,measure a year?
【和訳】５２万５６００分 ──１年を計る基準は何？
昼　夕焼け　深夜　飲んだコーヒー
インチ　マイル　笑い　ケンカ…
５２万５６００分という時間 ──
人生の１年をどうやって計る？

舞台初演後たった3ヵ月でブロードウェイの大劇場へ進出し、各演劇賞を総なめにし、ミュージカルとしては異例のピュリッツァー賞をも受賞した作品待望の映画化。脚本、作詞、作曲を手がけたジョナサン・ラーソンが上演初日の前日に35歳の若さで今日の成功を知らずに死去した話も有名。

しかも、ミュージカル版の初演メンバー達の中に新メンバー２人（ミミ役：ロザリオ・ドーソンとジョアンヌ役：トレーシー・トムズ？）が加わりほぼオリジナルキャストが出演しているのもGOOD！！

【おおまかストーリー】クリスマス・イブの夜。ルームメイトのロジャー（アダム・パスカル）とマーク(アンソニー・ラップ)は、家賃「レント」を滞納し電気も暖房も止められ、古いロフトの一室にいる。ロジャーは、かつて人気ロックバンドの一員だったが、エイズを苦にガールフレンドが自殺して以来、曲を書くことができず引きこもり状態。また彼の身体も、HIVウィルスに侵されていた。一方、ドキュメンタリー映像作家を目指すマークは、ガールフレンドのモーリーン（イディナ・メンゼル）に最近フラれたばかり。しかも、彼女の新しい恋人は女性…。──貧困、犯罪、エイズ、ドラッグ、同性愛、友の死…。貧しいニューヨークの若者たちが、いかにして孤独と絶望を乗り越え、夢と希望に向かって８９～９０年の１年間を生き抜いたのか・・・。

個人的には、"Seasons of Love"－シーズン オブ ラブ－以外のロック系の曲はちょっと苦手で、ストーリーも「プロデューサーズ」の方が気楽に楽しめる！って感じでしたが、感動は「RENT」が上だな～局地的な人々のお話（みんなエイズ・同性愛なの？）という印象を強く感じたけど（舞台がスラムなので自然と率が上がるのかな？）いきなり冒頭に注目曲が来てしまったのが「驚き」だったけど、その後も２回くらい聞けたのでまぁ　よかったな。

ミュージカルなので、さっきまで死にそうだったのになんでスラスラ歌い出すんだ！！とか細かい事はつっこまずに、じっくり見るのもいいもんだーっと思う。